おにぎり先生の指導日記

オーナー将棋講師のたいしたことがない日常

投了の作法

決起集会続きすぎてとても日記を更新する余裕がありませんでした。すみません。
 
ということで検定会に多くの生徒さんがお見えになられました。
 
棋友館では30級から認定しており、二桁同士の「四枚落ち」といえばこれです。
 
イメージ 1私との指導対局はすべて平手なので、上手が金銀を落とすことで、平手の定跡を応用して指せばいいわけです。
 
上手は攻めるしかないので、終わったら教えてあげて、と声をかけておけば、△8六歩に▲同歩と取ったほうがいい、と1年生が未就学児に指導できるのです。
 
これが1年後、教えてもらった子が続きますから、とても頼もしいです。将棋に限らず最良の先生は「ちょっとだけ強いお兄さん、お姉さん」。将棋講師はレベルによって課題を出す局面に誘導して、美しい投了の作法を教えるのが肝要と思います。