おにぎり先生の指導日記

オーナー将棋講師のたいしたことがない日常

第26回障害者将棋大会

20日(日)は社団戦に出ているメンバーの有志で上記大会のお手伝いに行ってきました。棋友館では生徒の研修と位置づけています。今でこそ社団戦に子ども将棋教室関係が多いのですが棋友館が出たころは、社会人リーグというお名前なので、子ども(小中学生)教室に風当たりが強かったです。
 
でも四肢が不自由な方の駒を動かす、チェスクロを押す、目の不自由な方の棋譜読みや駒移動など、一局が終わるまで隣にいて補助するのは将棋を習っている子どもにはキチンとできるボランティアです。普段の介護についている方は将棋に詳しい方ばかりではありません。「8七竜行」って言われてもすぐに動かせないでしょう。
 
子どもだって将棋を通じて社会に貢献できることを実証したので市民権?を得て、そのあと子ども教室関係は参戦がスムーズになったはずです。教室ですから強さを求めるのが第一義ではありますが、それと同時に大会運営のやり方、裏方の大切さを指導するのも大切だと思っています。大会に関ったすべてのみなさまお疲れ様でした。