おにぎり先生の指導日記

オーナー将棋講師のたいしたことがない日常

飛車先の攻撃

学校が通常になったようで9日(木)は6時間授業が終わり4時ごろからみなさんいらっしゃいます。閉講まで一生懸命指していた生徒さんもおり頼もしい限りです。新春大会も近いので入品、昇段の指針にできました。
 
10日(金)は午前中に年明け初の自宅掃除機がけをしてから棋友館へ。年長さんの講習が3人いらっしゃり、飛車先の攻撃ができるようになってきました。
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棋友館では指導対局を平手で指しますが、△2四同歩と取らないで▲2三歩成△同金▲同飛成が将棋の考え方として有用であることを教えていきます。ここをスルーして△2四同歩▲同飛△2三歩やっちゃうと、上の図面で▲2七飛(△2四同歩と取ってくれるのを待つ)を普通に指してしまいます。平手で指導対局を指すって、生徒さんによって指し手を変えないといけないので工夫が必要になります。
 
この前の▲2六歩~が有用であることも、▲2三飛成から玉を詰ませもらうまでもハードルが高いのですが6二銀、6一金型で壁を作っておくのはなにかと教えやすい意味があります。こうした例をいくつかクリアできると、初心から初級への道が開けてくると思います。指導者のみなさん、がんばってください。