おにぎり先生の指導日記

オーナー将棋講師のたいしたことがない日常

謹賀新年

本年も本HPならびに棋友館をよろしくお願いいたします。

昨年は将棋界にとって強い追い風が吹きました。勝って話題になるのは当然ですが、顔見知りがコメンテイターとしてテレビに出ているのは、なに偉そうなこといってんだよ、と、ちょっと不思議な感覚がありました。

棋友館もずいぶんと取材の依頼がありましたがすべてお断りをしました。ニュース報道だから仕方ないとは思いますが、今日きて今日放映というのは親御さんの了承を取る時間がありません。けっして意地悪ではないのを理解していただきたく思います。

「将棋をはじめる子どもが増えた」というのは地域性が大きいと感じます。少なくとも棋友館は例年通りでした。中高一貫の私立・公立が多い東京では小5の夏休み過ぎからは続けるのが難しいです。その一方で「3月のライオン」で低学年女子が増えたのは間違えありません。

この子たちが長く通ってくれるようさらに工夫していきたいと考えています。将棋って第一義は「ゲーム」です。ところが、これだけ強くなればなるほどおもしろいものはありません。だからプロゲーマー?が(たぶん400年ぐらい)存在しているのでしょう。

今の生徒たちがおとなになっても将棋を愛好してくれるように指導に当たりたいと思います。